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  • 1 # Jasperjasper

    春:

    春たちて まだ九日の 野山かな

    姥桜 さくや老後の 思ひ出

    花の顏に 晴れうてしてや 朧月

    春なれや 名もなき山の 薄霞

    初桜 折りしも今日は 能日なり

    丈六に 陽炎高し 石の上

    さまざまの こと思ひ出す 桜かな

    木のもとに 汁も鱠も 桜かな

    春雨や 二葉に萌ゆる 茄子種

    一里は みな花守の 子孫かや

    山裡は 萬歳遅し 梅の花

    月待ちや 梅かたげ行く 小山伏

    不精さや 掻き起されし 春の雨

    水取りや 氷の僧の 沓の音

    山路來て 何やらゆかし 堇草

    吉野にて 桜見せうぞ 檜笠

    春の夜や 籠り人ゆかし 堂の隅

    雲雀より 空にやすらふ 峠哉

    花の陰 謠に似たる 旅寢哉

    行く春を 近江の人と 惜しみける

    ほろほろと 山吹散るか 滝の音

    草臥れて 宿借る頃や 藤の花

    杜若 似たりや似たり 水の影

    巖躑躅 染むる涙や ほととぎ朱

    冨士の風や 扇にのせて 江戸土產

    百里來たり ほどは雲井の 下涼

    一つ脫いで 後に負ひぬ 衣がへ

    若葉して 御目の雫 ぬぐはばや

    曙は まだ紫に ほととぎす

    先づ頼む 椎の木も有り 夏木立

    五月雨も 瀬踏み尋ねぬ 見馴河

    月ぞしるべ こなたへ入らせ 旅の宿

    名月に 麓の霧や 田の曇り

    名月の 花かと見えて 棉畠

    今宵誰 吉野の月も 十六里

    蓑蟲の 音を聞きに來よ 草の庵

    病雁の 夜寒に落ちて 旅寢哉

    菊の香や 奈良には古き 仏達

    秋深き 隣は何を する人ぞ

    霰まじる 帷子雪は 小紋かな

    年暮れぬ 笠きて草鞋 はきながら

    舊裡や 臍の緒に泣く 年の暮

    初しぐれ 猿も小蓑を ほしげ也

    人々を しぐれよ宿は 寒くとも

    初雪に 兎の皮の 髭作れ

    いざ子供 走りありかん 玉霰

    しぐるるや 田の新株の 黒むほど

    旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る

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